全ての人が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会が必要とされています。2021年６月公布の「障害者差別解消法」も、障害のある人に対する「不当な差別的扱い」の禁止や「合理的配慮」を行うことを求めています。 京都橘大学は「自立・共生・臨床の知」を教学理念に掲げ、学生生活における様々なニーズや困難に対して支援をおこなってきました。教学理念の実現を追求し社会的要請へ応じるために、私たちは2021年４月、障害者支援組織「サポートリンクス」を設置し、包括的な障害者の支援を開始しました。この活動を通じて、教職員・学生・学外関係機関との協働により、障害という壁を取り除き、学びの支援を繋いでいきます。 サポートリンクスでは、学生と教職員との「建設的対話」や「合意形成」を基礎におき、専門スタッフのコーディネートの下で教学組織が連携し、障害者が必要とする社会的障壁の除去のため、教材の拡大版や拡大読書器の用意などを進めて行きます。 【用途】障害を持つ学生支援のための施設設備等、物理的環境の充実支援、障害を持つ学生にとって必要な経済支援、サポートリンクスの活動全般支援
