科学技術の著しい発展は、人類に計り知れない恩恵をもたらす一方で、地球規模での環境問題や生命倫理にかかわる問題が顕在化しています。既存の価値観が大きく揺らぐ一方で、新たな社会の姿は明確ではありません。このような時代において、自ら目標を携え、行動していく力、主体的・自律的に学びつづける力の重要性が増しています。 京都橘大学では、主体的・自律的な学習者養成の環境づくりのため、学内各所にラーニングコモンズを設置し、学生が自由な発想でアイデアを出しあったり、創造的な学びを実践するための施設を整備しました。グループ学習やプレゼンテーション練習、情報収集・発信などさまざまな用途に使用することができ、学生の自発的な学習スペースとして活用されています。 さらに、主体性・自律性を育むための学習支援を全学的に展開しています。2021年４月、アカデミックリンクス２階のコモンズセントラルにおいて、全学の学生が利用できる学習支援室を開設し、教員およびラーニングアシスタントによる支援を開始しています。数学やライティングなどに対応する「学習支援エリア」やＩＣＴ機器等の貸出機能を有するコモンズの中心となっています。学内のコモンズにおいては、様々な学習課題について教員やラーニングアシスタントによる指導を受けることができ、主体的・自律的な学習環境を創造しています。 【用途】学習支援室運営支援
